ダイアモンドアンビルセル高圧発生装置(DAC)平坦に加工された単結晶ダイアモンドの面で超高圧力を発生させることができる. 大型プレス高圧発生装置(250t)大容量の試料合成が可能なDIA型マルチアンビルプレス.8GPa,1500 °Cの圧力・温度範囲で合成ができる. 大型プレス高圧発生装置(350t)DIA型よりも高い圧力を発生可能な川井型2段式マルチアンビルプレス.18 GPa,2000 °Cの圧力・温度範囲で合成ができる. ピストンシリンダー型高圧発生装置3 GPaまでの圧力条件で大容量試料の合成ができる. 赤外レーザー加熱システムDACで加圧した試料に赤外レーザー(λ=1.09 μm or λ=10.6 μm)を照射することで高温を発生させることができる. マッフル炉大気中1000 °Cまでの条件で物質合成ができる. 縦型管状炉1500 °Cまでの範囲で雰囲気制御しながら物質合成および単結晶育成ができる. 横型管状炉1000 °Cまでの範囲で雰囲気制御しながら物質合成ができる. 高温電気炉大気中1600 °Cまでの高温条件で物質合成ができる. ガス置換高温電気炉ガス置換が可能であり,不活性ガス雰囲気で1600 °Cまでの温度範囲で合成ができる. アーク溶解炉アーク溶解法による合金などの作製ができる. 液体金属急冷凝固装置溶解させた合金試料を単ロール法によって急冷し,均一なリボン状試料の合成ができる.
ルビー蛍光測定装置圧力決定用にDACの試料室に同封されたルビーの蛍光スペクトルを測定する. 測定顕微鏡試料の形態観察や長さの測定に使用する. ラマン分光測定装置①常圧および高圧その場でラマン散乱スペクトルを測定する(励起波長473 nm). ラマン分光測定装置②常圧および高圧その場でラマン散乱スペクトルを測定する(励起波長632.8 nm). 粉末X線回折装置(Cu-Kα)粉末試料のX線回折測定を行い,試料の相同定や結晶構造解析に使用する. 高圧その場X線回折測定装置(Mo-Kα)DACで加圧した試料に対して室温高圧その場でX線回折パターンを測定する. 走査型電子顕微鏡 SEM-EDX試料に電子線を照射し,試料表面の組織観察や元素分析を行う. 示差走査熱量計 DSC標準物質との熱量差から合成物の状態変化(転移など)を調べる. 熱電能測定装置試料に温度差を与え生じた電位差(ゼーベック効果)を測定することで熱電能を評価する. 蛍光分光光度計試料の蛍光特性の評価に用いる.ハロゲンランプから試料に光を照射して得られる発光を測定する. 低温物性装置室温から約3 K(-270 °C)の低温までの温度範囲で試料の電気抵抗測定などに使用する.
グローブボックス活性物質など高純度アルゴン雰囲気中の作業が必要な実験に使用する.CCDカメラのついた試料台を備えているためDACへの試料充填もできる. 実体顕微鏡ダイアモンドアンビルセルへの試料充填や合成物の観察などに使用する. メトラー天秤試料の精密な秤量に使用する. 精密ボール盤DACで使うガスケットの試料室加工に用いる. レーザー加工装置赤外パルスレーザーによりガスケットの試料室や高圧セルのパーツ加工ができる. 乾燥炉試料の乾燥(常用100℃)に使用する. 小型旋盤大型高圧プレス装置のセルパーツの切削加工に用いる. 精密切断機大型高圧プレス装置のセルパーツの切断加工に用いる. 3次元加工機大型高圧プレス装置のセルパーツの加工に用いる. スポット溶接機プレス実験用の熱電対素線の溶接に用いる. ボールミル原料試料の混合に使用する. 計算用ワークステーション第一原理計算ソフト WIEN2kを実行するための計算用ワークステーション.
■学内の共同利用施設で以下の装置を使用■ ・ 高強度X線回折測定装置(Cu-Ka) ・ TEM/EDS ■学内・学外共同研究/実験先■ ・ 名古屋大学未来材料・システム研究所 ・ 東京大学物性研究所 ・ 豊田中央研究所 ・ 高エネルギー加速器研究機構 ・ あいちシンクロトロン